2016年02月15日

行政機能の分割と機能化

はい、というわけで、お久しぶりですが、今日は行政機能の分割と機能化について、です。行政機能っていうと、なんだか分かりにくいですが要は、行政とはそもそもそのひとくくり(プロヴィンス=行政区、州)に対して必要な内政や事務処理を行う役割のことで、それに機能がつくと、プロヴィンス(州)などの一行政単位あたりの行政を行う機能のことを指します。行政機能の(ちょっと被ってますが)機能化、というとどういうことか、というと要は、どれだけ少ない労力、コストで行政が機能化、効率化するか、ということです。つまり、一行政区がひとつの集団だとすると行政機能およびそれの機能化とは指示命令系統が強化されることであって、要はどれだけ効率的に行政を行えるか、ということになります。従って、いきなり話は飛びますが道州制などで行政州が分かれていて、なおかつそれぞれの自治体で「効率的な」少数民主主義を行った場合に行政機能は最高に高くなる、ということです。なので、何が言いたいのか、というと基本的に(ちょっと時代は遡りますが)所有領土が大きくなればなるほど、量的な領土や物量は増え、反対に民意が反映されにくくなるなど行政効率は下がります。逆に、それらのような同じ対照的に広い領土でも、ある程度の細かい行政区に割れば、おおまかなひとまとまりの政治的集団としての自治性は維持しながら、内分する行政区としての行政機能、あるいは民意の反映されやすいなどの政治的集団としての機能も維持ができます。つまり、何が言いたいか、というと同じ領土の広さでも、行政区ごとに区分けすれば政治効率というか、行政効率は上がる、ということなのです。ある程度の領土の広さを持つ国あるいは自治組織であればほぼ当たり前の話なのですが、行政区ごとに、というか行政単位ごとに地域あるいは街が区分けされています。これはなんでか、というと同じ領土の広さでも行政単位ごとに区分けすれば政治効率というか、行政効率が上がる、からなのです。行政効率が上がる、ということは政治的に観るとどこまで統治者の意思が隅々まで伝わるか、というような統治効率と民意が反映されやすいなどの行政効率の両面が上がることになるので、結果的にひとくくりの地域あるいは自治単位としては効率が上がるというか、平和にもなるし経済効率も上がるわけなのです。従って、何が言いたいのか、という結論をまとめるならば、行政単位を細かくしていけばいくほど基本的に行政効率は上がって、統治機能と民意が反映されやすいなどの行政機能両方が両立しやすくなる、ということです。これはどういうことか、というと今までの歴史が(特にヨーロッパですと)行政効率と王政などの統治権力の闘いで、行政効率が上がれば民意が反映されやすくなるし統治権力を強めようとすればするほど行政効率は下がって、統治者側も支配がしづらくなります。つまり、行政側から見ても統治者側から見ても行政単位を小分けにして行政効率を上げていけばいくほど支配もしやすくなるし平和にも経済活動が活発にもなる、ということになるのですが、問題は王侯貴族などの一部の権力者がその自治単位で取れる富を独占しようとすると、平和と民意の反映されやすさなどの民主主義的要素両方がないがしろにされてしまう、ということなのです。もともと封建制などの王侯統治機構は、率直に言ってしまえば行政単位ごとに区分けして行政効率を上げることに狙いがありますから(行政効率が上がると統治者側にも行政的視点側、民意の反映されやすさなどの要素側にも都合がよくなりますから、本来であれば行政単位を細かく区分けすることは王侯統治だろうと民主的行政統治だろうとどちらの場合でも都合がいいのです。ただ、王侯貴族による統治だと、ある程度の自治領の大きさがないと王侯制を維持するための維持費が捻出できませんから、王侯統治だった時代や場所では行政効率が最高レベルにまで上がるぐらいの行政単位の細かさには物理的に出来なかった、ということがいえるのです。なので、というかしたがって、というか行政効率が一番高くなるレベルにまで行政単位を小分けにするには、最初から議会制などの民主主義で政治を行う必要があって、王侯制の時代にはそもそもそれが出来なかったのです。なので繰り返すようですが、特にヨーロッパの歴史は王侯などの統治側と行政(民意の反映されやすさ、などの)側の戦いであって、その結果、現代型の議会制民主主義は19世紀以降のイギリスで始まり、そして忘れてはいけないのは議会制の行政機構は16世紀末にスペインから独立したオランダ(ネーデルラント連邦共和国)、あるいはスイスやリューベック(ハンザ自由都市)などのそれ以前に共和制で政治を行っていた自治州ではすでに始まっていた、ということなのです。議会制民主主義(というか民選主義議会制)というと19世紀から20世紀にイギリスで始まった、という印象が強いですが、そもそもその原型は王侯側と民主側で辿るのならまともに大規模な戦争になった例でいけば16世紀末にスペインから独立したネーデルラント連邦共和国(オランダ)であり、それとともに発展した貿易の流れがロンドンへと変遷し、最終的には産業革命に至った、のです。なので民主的な政治、というかそれイコールで行政の小分けが行政及び経済効率が上がることに直結するのは自明の理というもので、平和と民意の反映というか民主主義そのもの両方が達成されるのにはそもそも行政の小分けが絶対的に必要不可欠なのです。今日本で道州制の議論が叫ばれて久しいですが、行政の効率化それから最小行政単位の小分けが平和と民主主義両方の達成には絶対的に必要不可欠なのは明らかであり、そのためにも日本で道州制などの導入に始まる最終民主主義を私たちは率先して達成していかなければならない、と思います。今世界で経済規模では世界で一、二を争う日本が、平和な世界の達成に向けてまず率先して行政機能改革に取り組んでいかなければならない、そう思っています。
posted by skywalker at 17:29| 愛知 ☀| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。