2015年08月01日

包括的関税協定は無意味。

経済的にいって、包括的関税協定は無意味、です。TPPもそうですが特定の関税や品目を優遇する関税協定というのは(FTAなど)そもそも2者か3者間でのみ有効なものであって、それが世界でも主要な国は36くらいしかないわけですからそのうちの6〜12くらい入ってしまうTPPなどの包括的関税協定は無意味です。なぜかというと経済学的な、あるいはゲーム理論的な話1000、2000と国や地域があるなあら別ですがしょせん国が120〜200くらいしかない状況で包括的に関税の優遇協定を結んでも、意味がないからです。このような手段で儲かるのは、多国籍企業だけです。いろんな国に債権や設備を持っている会社は、関税協定やとにかく取引や売買などがちょっとでも有利になる取り決めや決まり事などは、有利に働くのです。逆にドメスティックの企業など一国内の取り決めや法律に従う会社は包括的関税協定などによっては恩恵を受けにくく、逆にその当事国内での景気や経済事情などでの影響を受けやすい傾向にあります。では、ここから何が言えるか?数か国に設備や債券を持つ多国籍企業では、とにかく政府やお役人、既存組織などの既得権益が有利になるような一方的な法律や内々の取り決めなどが有利に働き易いのです。逆に、本来であれば経済を成長させるはずの景気や経済の回復、インフレなどは有利に働きません。他の会社が元気になって、競争相手がでてきてしまうから、です。ゲーム的にいえば、2者や3者での関税協定は、その当事国には有利に働きますがそれが6も12にもなってしまうと、関税協定そのものが無意味なのです。まぁ、本当のことをいえばTPPですら日本をターゲットにした米国と日本の一対一の“包括的”関税協定でもあるわけなのですが、名目上は6〜12か国以上入っている包括的な関税協定は無意味です。最初にも書きましたが入っている対象が多すぎるので、そもそもゲーム的にも数理的にも意味がないのです。包括的にその地域のルールを決めるならまだしも自由なはずの貿易や取引ですら、市場原理、市場の自由という名の“あえて”その名の付いた包括的な関税協定を結ぼうというのですから、危険なことこの上ありません。なぜ危険かというと、そもそもTPPは米国政府の意思ではなく多国籍企業や官僚などの“既得権益”によって“勝手に”作られたもの、だからです。当然闇の権力に有利なように作られています、から(ここで闇の権力がどうのこうのについてはいちいち言うつもりはありませんが)少なくともそこでは市井が恩恵を受けられるものではありません。まぁ、この稿は主にゲーム的に数理的に包括的関税協定というのはどうなのか、というフォーカスポイントですから、ここではその説明に終始することにします。言っておきますが、6〜12か国入る包括的な関税協定は無意味ですし最初からそれは一勢力が一勢力を搾取するための闇の取り決めに過ぎません。ロジック的にも最初から一国が一国を狙った(あるいは一者が一者を狙った)暗黙の法律であるとすれば理解できますし(というか、理解してはいけないのですが)そもそも一国の議会を通さない根拠無実な(しかも多国籍企業や官僚のみでの取り決めの)暗黙の取り決めを認めてはいけません。しかも、それを否決する議決権が私たち国民や市民にあればいいですが、今のところ日本ではまるで国民が主権それを持たないかのような裏舞台での進行で取り決めが為されていくかのような吹聴があります。こういう事態に対してはまず国民が知ること、それから当事者意識を持つこと、多数決の原理を持てば議会を通じて否決できるのだということ。まずそういった意識を持たなければいけません。メディアなどをまともに見てしまうと、当然議決が無意味であるかのような民主主義を否定するプロパガンダ、洗脳を受けてしまいますが、そもそも議決権など民主主義は私たちのものだ、テレビなどメディアは利権側が洗脳をバラ撒くものだ、という意識をまず持たなければなりません。大抵のテレビなどを見て洗脳されている人はまず自分がそうだという当事者意識を持っていないでしょうが、(それが洗脳なのですから)yahooですらテレビの洗脳で満たされている状態です、大手の既得権益メディアによって無意味な、無為な報道が幅を利かせている状態です。そういうところにまでまず洗脳が及んでいるという現状をまず認識しなくてはなりません。もちろん、googleなどの大手の検索システムなども洗脳や監視などと無縁かといったら、そうではありませんからまず気を付けなければなりません。ただ、重要なのは洗脳や統制、監視などは必ず国家などでもなく一部の既得権益、闇の権力によって行われていますから、誰かが仕掛けたもの、であるということをまず認識しなくてはなりません。「誰が仕掛けたかも分からない、得体のしれない不気味なもの」という印象でいってしまうと、どうしてもそこからの洗脳を抜け出すことはできませんが、必ず幻想やイリュージョンには仕掛け手がいるわけです。イリュージョンの場合は大抵無害なので影響はありませんが、利権によって仕掛けられた幻想はとっても危険です。私たちの見る目も無くしますし、聞く耳も無くします。ただ、体に手と足が付いているだけ、そんな人間にはなりたくはないでしょう。いや、もうそうまでなると人間とも呼べないかもしれません。意思統制判断の機能を奪われてしまうのは、私たち人間にとってもう人間ではなくなることそのものを意味しています。どんな形であれ、一部の利権の手によってそういったふうにされてしまうことはまず避けなければなりません。そうなると、私たちに必要なのは当事者意識です。まず当事者意識を持たなければ、私たちにそれを解決する術は残されていません。それから、そういうのと真摯に向き合い、解決していく姿勢こそが重要なのです。人間は、誰しも無力ではありません。不可能と思うことが、可能だったりするのです。問題は意識で、思わされていることに騙されてはいけないのです。
posted by skywalker at 11:39| 愛知 | Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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